トレーディング・システム開発講座

パソコンも株も初心者だった私ですが、なんとか自分のシステムを使って運用するまでになりました。トレーディング・システムについての資料はほとんどなく、初めはわからないことばかりで本当に苦労しました。プログラマと2人で試行錯誤を繰り返したり、実際にシステムを作っている方にお話を聞かせてもらったりして、少しずつ自分なりのシステムを完成させていきました。

このコーナーでは、私が実際の経験から得た、実践的なノウハウを書き留めていこうと思っています。自分でシステムを作りたいと考えている方の参考になれば幸いです。

まず、大まかにシステム開発の手順を説明すると、下のような流れになります。このコーナーでは、この流れに沿って説明していきたいと思います。

 1.どんなシステムにするかを決める
     ↓
 2.売買ルール(ストラテジー)を設計する
     ↓
 3.過去データでテストし、テスト結果を検討する → (悪い結果なら2へ戻る)
     ↓ (良い結果なら)
 4.実際にシステムを使ってトレードする

また、ここで書かれていることは、私の考え方であって、一般的な方法とは異なるかも知れませんし、間違っているかも知れません。ここに書かれている内容を参考にして失敗したとしても責任はとれません。投資は自己責任でお願いします。ご指摘やご意見などは掲示板やメールでお聞かせください。誤字脱字もありましたら教えてください。

システムを開発するにはいくつかの方法があります。私は知り合いのプログラマに頼んで自分専用のシステム開発用のソフトを作ってもらいました。(詳細は「システム・トレーディングのススメ」で)しかし、この開発講座の内容は、Excelを使ってシステムを開発している人にも、プログラム言語でシステムを作っている人にも、同じように役に立つことと思います。ゆっくりとした連載になると思いますが、最後までがんばりたいと思います。



【1】 準備
 どんなシステムにするかを決める
 過去データを用意する

【2】 システムを設計する
 ストラテジーとは
 売買シグナルの例
 ストップの種類

【3】 システムをテストする
 過去データでテストする
 テスト結果を検討する

【4】 システムを運用する
 実際にシステムを使う
【番外】
 私の使っているシステムについて
 会社四季報CD-ROMの使い方 NEW
 最適化について
 複数の銘柄を扱うシステム
 銘柄候補のグループを作成する
 …

トップページに戻る
inserted by FC2 system